コペンハーゲン便り14(School Visits2・学費に関する追記)
今回は、前回のRyslinge Efterskoleについての追記です。前回、学費は年約150万円に及ぶと書きましたが、国と自治体からの補助金について計算していませんでした。エフタースコーレ協会のホームページには、すべてのエフタースコーレの基本情報が掲載されており、そこでは...
コペンハーゲン便り13(School Visits2)
2つめのSchool Visitは、Ryslinge Efterskole。エフタースコーレとは、14歳(8年生)から18歳までの子どもが通うことのできる寄宿制学校。生徒の多くは9年生と10年生です(注)。公立または私立の基礎学校の最終学年かそれを修了した後の1年をエフター...
コペンハーゲン便り12(School Visits1)
国際カンファレンスの翌日は、2つのSchool Visitが用意され、私はそれにも参加しました。 1つめはVesterskerninge Friskole。創設されたのは140年以上前。農村部の自然と一体となった広い敷地をもつ学校ですが、1学年1学級の小さな学校です。私たち...
コペンハーゲン便り11(国際カンファレンス2)
国際カンファレンスの2人目のスピーチは、ドイツのハノーファー大学のT. Ziehe氏。この人の著書はデンマークの教員に非常によく読まれているそうで、報告は文化と若者心性の変化の時代における教師のあり方を論じるものでした。ついで、Ziehe氏、ランカスター大学のC....
コペンハーゲン便り10(国際カンファレンス)
国際カンファレンスのテーマは、’Togetherness as motivation- a 21st century skill?’でした。今回のメインゲストは、OECDのPISAを担当しているDivision of Education and Skills...
コペンハーゲン便り9(フリースコーレ教員養成アカデミー)
11月23-25日にフュン島のSvendborgで開催された国際カンファレンスに参加してきました。主催はフリースコーレ協会、エフタースコーレ協会、フリースコーレ教員養成カレッジです。Svendborgはフュン島の南端の町。人口2.6万人ですが、フュン島では第2の規模だそうで...
コペンハーゲン便り8(デンマーク・フリースコーレ協会2)
デンマーク・フリースコーレ協会では、理事長と渉外担当職員が2時間近くにわたって対応してくれました。私の関心から、デンマークの基礎学校法の理解、自由・私立学校の法人制度、財政、監査等を中心に質問しましたが、デンマークの自由・私立学校に関する法制度の理解が深まりました。...
コペンハーゲン便り7(デンマーク・フリースコーレ協会1)
11月14日にデンマーク・フリースコーレ協会を訪問しました。先にも書いたようにデンマークの義務教育は9年一貫制で、基礎学校grundskolerと呼ばれます。そのうち公立学校(folkeskoler)は1290校、自由・私立学校(friskoler og private...