高校内居場所カフェ研究会
2018年11月21日(水)午後に、高校内居場所カフェ研究会を開催しました。テーマは「 高校居場所カフェ実践は学校に何をもたらすか――2つのカフェ運営の事例から 」。
高校内の図書館などを在校生や卒業生の居場所づくりとして活用し、さまざまな人々を巻き込んでつながりを紡ぎ出す居場所カフェ。大阪府や神奈川県ではそれぞれ10校以上の高校内居場所カフェが取り組まれ、北海道や静岡県でも数校の居場所カフェが始まっています。
今回、神奈川県立田奈高校で図書館居場所カフェと大阪府立西成高校でモーニングを提供する居場所カフェをそれぞれ運営されているNPOスタッフをお呼びして、実践の紹介をいただきながら、居場所カフェとは何を目指すものなのか、学校と居場所カフェ=外部支援者はどのような関係にあるのか(あるべきか)、行政は居場所カフェをどう見ているのかといったことを議論しました。
校内に落ち着ける場をつくる取り組みだけのように見えて、実は学校を開くという点で大きな意味と展望を持つ取り組みだということが分かりました。研究室報に記録を掲載したいと思っています。多くの人に学んでもらいたい実践です。