自主夜間中学 ‘札幌遠友塾’ 訪問
もう5年以上にもわたり、教育学部の講義に、自主夜間中学 ‘札幌遠友塾’ の元代表の工藤慶一さんをお招きして、話をしてもらっています。工藤さん個人のこと、学びを求める人々のこと、自主夜間中開設と運営のこと、公立夜間中学設立運動のことなど、毎年、熱のこもった話をいただいています。また、講義の後、札幌遠友塾に訪問して、授業を見学する機会もいただいています。
今年は、学生、研究生、院生らと計8名で5月29日に訪問してきました。1時間は授業を見学、その後、工藤さんと質疑をする時間をいただきました。
ボランティアスタッフには教育学部学生院生もいたのですが、今春、就職のため、札幌を離れることとなってしまいました。しかし、今回、他学部の学生院生のスタッフに出会いました。公立夜間中学が設立されても、自主夜間中は必要だと思います。担い手が細く長く続いていってくれることを期待しています。
(写真は、札幌遠友塾が教室を借りている札幌市立向陵中学校の校舎に掲げられている看板と、「はじめのつどい」の様子)