奥尻町、奥尻高校を訪問しました
道南の奥尻島に調査で言ってきました。札幌から江差までは車で4時間、江差から奥尻まではフェリーで2時間10分の旅でした。今回も充実した訪問に。奥尻島でお世話になった皆様に心より感謝を申し上げます。
以下、簡単ですが訪問の様子を…
木曜は昼前に島に到着、港では奥尻のゆるキャラ「うにまる」くんの歓迎を受けました。午後から奥尻町教育委員会を訪問しました。奥尻高校の道立から町立への移管について、ここでは詳細は書きませんが、昨年の訪問時には聴ききれなかった相当突っ込んだ話を聞けたと思います。
夕方からは奥尻高校へ移動。高校校舎に併設された中学校も見せていただきましたが、中高共にICT設備が充実しています。校内には奥尻高校の教育活動のポスターが多く貼られていますが、それらのデザインセンスが秀逸。先生方の工夫が本当に素晴らしいです。夜は校長先生方と地元のお寿司屋さんへ。美味しいお寿司を食べながら島の教育について秘密の作戦会議、とても楽しく刺激的な時間でした。
金曜午前は最南部の青苗地区にある奥尻島津波館へ。1993年の津波被害は当時テレビで見て知っていましたが、現地にてその被害の記憶に直に触れることができました。子どもたちが残した詩や作文を読み思わず涙が出ました。
昼過ぎには奥尻町議会の事務局へ。町立移管に関わる議会資料を収集し、関係条例についての確認も行いました。議会事務局の建物はかつての公民館、2階部分は一部内装がリフォームされ、高校で主催するEnglish Saloonの会場としても使われています。とても居心地が良さそうで、この場所が島の中高生のサードプレイスになると面白そうです。
夜18時過ぎにフェリーで江差へ帰着。悲しいことに「うにまる」くんの見送りはありませんでしたが、船から見る夕日はとにかく最高でした。