日本教育経営学会大会に出席しました
水戸の茨城大学で日本教育経営学会の第57回大会から戻りました。ここでは、大会に参加した篠原よりその様子をレポートします。
金曜夜の若手ラウンドテーブルの企画では篠原が三重大学の織田泰幸先生と世話人を務め、議論をファシリテートしました。20代から70代の若手会員が集い、教育経営学の課題を探索するという非常に刺激的な時間となりました。夜は、若手会員の皆さんと水戸市内の納豆料理の店へ。見事なまでに納豆づくしでした。
土曜日の自由研究発表では司会者として、日曜日の自由研究発表では聴衆として参加しました。刺激的な内容が多くたいへん勉強になりました。特に日曜日はフリーでいくつかを聞いて回りましたが、いつも通り「北海道から高いお金出して遠くから学会に来ているんだから、必ず質問して帰ってやるぞ」という大学院生時代からの貧乏根性を発揮し、報告者との議論を楽しんできました。
北大からは院生の参加者はいませんでしたが、他大学の院生さんの意欲的な研究発表が目を見張りました。質問してみると対象の背景までよく学んでいて、こちらが大変勉強になりました。これからも引き続き頑張っていただきたいです。
日曜の午後は、研究推進委員会の委員として、課題研究「日本型教育経営システムの有効性に関する研究:新たな学校像における教育の専門性(2) ―システム形成の歴史に着目して― 」に出席しました。生徒指導、児童福祉、雇用システムの形成の歴史に焦点を当てて各報告がおこなわれ、今日の教育政策の目玉の1つである「チームとしての学校」を考える上での課題を掴むきっかけを得ました。
お土産にはねば〜る君のイラストが入ったお菓子を購入。ゼミで学生たちに振る舞いましたがお味はいかがだったでしょうか。
このように、教育行政学および学校経営論の研究室では、メンバーが様々な学会の大会に参加し、研究発表を行ったり、運営の仕事に携わったりしています。また、学会での活動についても報告をしていきます。