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北海道奥尻高等学校調査

9月20日と21日、篠原と高嶋が他研究室の教員と共に道南の奥尻島にある北海道奥尻高等学校を訪問してきました。札幌から港があるせたな町まで車で4時間、港からフェリーで1時間半と、決して簡単な道のりではありませんでしたが、教育長そして同校の校長教頭両先生にお話をお聞きでき、大変貴重な訪問となりました。この場を借りまして、ご協力いただいた皆様に厚くお礼を申し上げます。

同校は今年度に道立から町立に移管したことをきっかけに、「まなびじま奥尻」として様々な教育改革がスタートしています。20年以上前から続く「スキューバダイビング実習」に加え、「町おこしワークショップ」、「イングリッシュ・サロン」等、奥尻島を舞台とする新たなカリキュラムが導入され、高校生たちの学ぶ機会が拡充されています。更に、同校は今年から全国に向けて生徒募集を始めました。奥尻町役場や町民との連携で島外出身者の受入体制も整備されてきています。他にも、来年度から地元中学校との連携型中高一貫教育を開始すべく、現在は中学校の新校舎を高校の隣に建設中です。詳しくは同校のホームページをご覧いただけると幸いに思います。

私たちも引き続き同校の取り組みに学び、小規模高校の教育と地域社会との協働が持つ意味を様々な視点から明らかにしていきたく考えています。美しい海と豊かな自然に囲まれた奥尻島の教育にこれからも注目です。

北海道奥尻高等学校の正面玄関
北海道奥尻高等学校の生徒募集ポスター
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