コペンハーゲン便り６（デンマーク王立図書館Black Diamond）

　続いてデンマーク王立図書館（Det Kongelige Bibliotek）を取り上げます。これは2000万点以上の図書や資料を所蔵するデンマーク最大の図書館です。この図書館が世界的に有名なのは何といっても黒色花崗岩で作られた新館の外観にあり、その形からBlack Diamondと呼ばれています。写真は8月27日に行ったときのもの（全景を見たい人はネット検索してください。いろんなサイトが掲載しています）。

　日本の国立国会図書館のようにさぞ混雑していることだろうと構えて行ったら、利用者はまばら（左下ガラス張り閲覧室の写真）。むしろ裏側の庭園の方がたくさんの人がいる（右下の写真）。

　聞くと、回送システムがしっかりできているし、論文や本も電子化が進んできていることもあり、わざわざ王立図書館に行く必要はあまりないということでした。

　オーフス大学図書館HPの検索システムは北大のものと異なり、図書と論文がいっぺんに検索できる。また大学の文献も王立図書館の文献も一括して検索できる。図書でも論文でも電子化されていればすぐにリンクに飛んでダウンロードできます（ログインが必要なものもあるが）。結局私が王立図書館に行ったのは8月27日の1回だけです。